とある技術の開発日記

鈴木用の自動車故障診断機TOYOTA Intelligent Tester2 IT2 は 2013.12Vのソフトウェアバーションででは今日でこのOBD車両診断機を使うときよくある質問について話します。
　1.このソフトに必要なパソコンの条件はなんですか？

ウィンドウズ98SP2以降のものでＵＳＢポートがあれば作動します。
スクリーンは1024X600 以上であれば問題ありません。

2.使用方法は？

-イグニションキーはオフ位置。
-ＯＢＤツールの白いコネクターカプラーをバイクの車両診断カプラー（ダイアグノースコネクター）にまず接続、
続いてUSBプラグをウィンドウズパソコンに接続します。
-ＯＢＤツールアプリケーションを立ち上げます。
-ギアをニュートラルに入れてイグニションオン。（エンジンストップスイッチはラン位置、
まだエンジンはかけません。）
-コネクト＝接続ボタンを押します。するとエンジンのパラメーターが画面に表示されます。
-ここでエンジンスタートするとエンジン作動状態のパラメーターが表示されます。




3.たとえばエンジンタブを選択すると、他のタブが消えてしまうのはなぜですか？

バイクにはいくつかのモジュールがあり、それぞれが他から独立していますが、
同じ接続/伝達インターフェースを使っています。
そのため同時に二つ以上のモジュールに接続できません。

それらのモジュールには:
-エンジン (ECU、メインコンピューター)
-トランスミッション (オートマティックギアの車両のみ)
-エンジンとトランスミッション (ECUとトランスミッションが同一のマップになっているバイクのみ)
-ABS (ABS車両のみ)
-EPS (電気パワーステアリングのついたEPS車両のみ)

たとえばエンジンタブを使用中にＡＢＳのパラメーターをチェックしたい時は
まず"Disconnect"=「切断」タブを押し,
そのあとＡＢＳタブを選択して "Connect"=「接続」タブを押します。

注意：このソフトは常にすべての作業内容を記録しています、ですから他のタブに移った場合、
それについても記録を残しています。
もし作業中のバイクに無いタブに移るとエラーメッセージが表示されます。


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